アクリルを主役に
職人だった父の影響もあり、後世に残るモノづくりに携わる仕事がしたい。そう考えていた私は高校卒業後、3年ほど働いて学費を貯めたのち、専門学校でプロダクトデザインを学びました。その後、勤めたクリスタルガラスの加工会社で商品の企画・開発作業に携わる中で、出会ったのが見た目はガラスのような透明度を持ちながら、耐候性や耐久性に優れているアクリルでした。カットはもちろん、曲げや接着などデザインに合わせて自由に形状を変えることができるため、よりオリジナリティある作品をつくることができます。アクリルを使ったモノづくりには無限の可能性があると、2020年にアクリルの加工・販売を手がける「アクリルエイト」を設立しました。
イメージをカタチに
社名には高い透明度を持ち、加工に適した素材である「アクリル」で、さまざまなものを「クリエイト」していきたいという思いが込められています。
また、アクリルエイトのロゴデザインは、浅間連峰を望む御牧台地に吹く風をイメージしています。「エイト」を漢字で書くと「八」ですが、八は末広がりを意味し日本ではおめでたい文字とされています。また数字の「８」を横にすると、無限を示す記号になります。お客さまの持つ無限のイメージやアイディアをカタチにしていきたい。皆さまに喜ばれるもの、役立つものを作っていきたい。そんなさまざまな思いを込めた、社名とロゴデザインになっています。
アクリルの可能性は無限大
「アクリルで何でも作ります」が当社のコンセプト。自社工場を保有し、アクリル板のカットやプリントはもちろん、「アクリルでできることは何かないか」と自らも考え、さまざまな提案を行っています。また、アクリルと異素材の組み合わせや、アクリルの端材を使った新商品の開発。デザイナー様や企業様とコラボレーションしながら付加価値を高めた新商品の製作など、アクリルの新たな活用方法や加工方法などもご提案させていただきます。
「アクリルでできること」をテーマに、今後もさまざまなご要望にお応えできるよう取り組んでまいります。
販売責任者 中野 隼人
